2011年10月15日

旅モノその35 管理人のいちばん長いホネの日 その3 〜ようじょとゴキブリホイホイ〜

2011年10月8日午前4時,自宅.
ようやく準備が終了し,梱包を開始である.

配布物や展示物の用意はすでに終わっていたのだが,実は9月半ばに講演依頼が来たので,そちらの準備もあったのだ.
主催者からの依頼とあっては断るわけにはいかない.
とは言うものの,無名の一個人が果たしてホネのプロに混じって,講演など可能なのか?
プレゼンは学会や仕事でちょくちょく行うので規模は気にならないのだが,いかんせん専門外の発表は今回が初めてだ.
一晩悩んだ結果,引き受けることにした.
魚の骨格標本に関するネタで,できれば一般的な内容は話さず,そこからさらに一歩発展した話題を目指すことにした.
発表は15分,長いようで案外短い.
きちんとネタを絞らないと発表の方向性が発散してしまい,全国からわざわざ来ている来聴者の貴重な時間を無駄にしてしまう.
そんなプレッシャーを背負いつつ,とにかく発表のスライドに使うイラストだけは完成させ,表示アニメーションや文章は移動中に作ってしまうことにした.
人によってやり方は異なるが,僕はイラスト多めで文字数を減らし,できるだけ直感的に分かるようなスライドにしたいので,イラストとストーリーラインを仕上げてしまえば,大体完成するのである.


tabi03501.jpg
もともとのストーリーライン(文字だけの頃)


tabi03502.jpg
イラストを入れた後はクリックごとにこんな感じでスライドが変わる


さて.
この日は参加者向けの企画があり,午前6時半の電車に乗らねばならない.
ふとキャンセルという言葉も頭をよぎったが,PCまみれの研究生活で,生物的イベントに飢えている友人のMさんがこの企画を心待ちにしていたので,裏切ってはいけないと思い,老体に鞭打って準備を進める.
なにしろイベントを手伝ってくれる貴重な友人のご機嫌を損ねる訳にはいかない.

それにしても,骨格標本の梱包が厄介である.
引っ越し経験者なら分かると思うが,壊れ物の運搬は非常に厄介なのだ.
今回用意したのは2cm角の木製台座に乗せた骨格標本で,100以上ある.
大きくても5cm程度であり,非常にデリケートなのだ.


tabi03503.jpg
展示用の標本(これが100個以上と大きめの頭骨が20個弱)


トイレットペーパーで包もうとしたその刹那,頭に電流が走る.
ざわ…
  ざわ…
ようじょ※を使おう…
『魚話その180』で紹介した低粘着テープのことである.

紙箱にテープを貼り,丁寧に台座を貼付ける.
試しに振ってみると,ほとんど音がしない.
糊の耐久性は不明であったが,とりあえずこれで準備時間がかなり短縮される.
やはり必要は成功の母であった.


tabi03504.jpg
移動用の手抜き梱包


こうして大量の荷物を持参して新幹線に乗り込み,大阪・長居駅に着いたのであった.
posted by osakana at 23:08| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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