2016年01月18日

魚話その203 獺祭!獺祭!

●魚のホネ資料横断検索を作ってみた

※ウェブ配布の特性を活かし,ファイルを随時更新するつもりなので,むやみに二次配布しないでいただけると助かります.

前回のマダイ頭骨パーツ資料に引き続き,誰得資料の第2弾.
我が家には魚本部屋と名付けた部屋に,カタいのからヤワいのまで魚関係の資料を収納している.

sb20301.jpg
図1.魚本部屋(兼工作部屋)


酒のせいなのか有機溶剤で脳がやられてきたせいなのか分からないが,図は覚えているのだけれど,どの書籍のどの辺に載っているのかの記憶が最近怪しくなってきた.
そんなある日,横断目次を作れば脳の負担が軽くなるんじゃなかろうかと晩酌中に思い付いてしまった.
そもそもそんなことを思い付いた時点で判断力の衰えに気付くべきであったのだけれど,いざ作業を開始すると,想定外のトラブルのオンパレード…OCRミスの連発で大半が手打ちとなり,Excelでは希望のレイアウトで出力できないためInDesignでの編集となり,ページも200ページを超え,ヘタに格子模様が印刷されるものだから表裏の印刷ずれが目立ってしまい,奇数ページのみ0.5ミリずらしたファイルを作り直し…といった作業を2ヶ月ほど毎日明け方まで続けた結果,なんとかいきもにあ配布までこぎつけることができたのであった.


sb20302.jpg
図2.用いた文献(上)と6度目の編集作業(下)


さて.
そもそも自分用に作ったせいか相当癖のあるレイアウトになってしまったので,この資料の見方の説明など.
なお,説明文の数字は図3内の数字と色に合わせてある.

@魚名
同一種と判断した魚種の標準和名および学名を記載.
名称および学名は日本産魚類検索 第三版での呼称に合わせ,海外種・化石種はFishBasefossilworksを, シノニムについてはFishBaseWoRMSをそれぞれ用いて確認した.
種同定の確度は資料によりけりなので,「●●と書かれている魚」くらいに考えた方が無難.

sb20303.jpg
図3.全体の構成(クリックして拡大)


A掲載パーツ
目的のパーツをざっくり探す際に使用.
耳石を除き,魚の前後軸と大まかに合わせた順にしてある.

sb20304.jpg
図4.掲載パーツ欄の概略


B備考
Aで示したパーツの詳細・方向を記載.
また,パーツ欠損の情報やCで述べる図の種類の補足事項(電顕写真/透明骨格標本 等)についても記した.

sb20305.jpg
図5.備考欄の概略


C図種
該当パーツの図の種類を記載.
イラストと線画の判別は主観に基づく.

D文献(略記)
できるだけ元の文献タイトルと種類を想起しやすいよう,意味の分かりやすい略記にしたつもりだ.

sb20306.jpg
図6.図種,文献の概略


Eページ
該当図の掲載ページを記載.
基本的には数字のみであるが,一部表紙の図をリストアップしたものがあり,それらについては“表●●”と表記.
また,論文のように1ページから開始していない文献に関しては,文献内の記載に準拠した.

F Fig.
該当図の図番を記載.
文献内表記に準拠しており,章番号と図番をハイフンで結んだものと見分けがつかないので,連番の場合もカンマで区切るのみとした.
また,図番が表記されていない場合はハイフンのみとした.

sb20307.jpg
図7.ページ欄,Fig.欄の概略


G文献内呼称
該当図の文献内での呼称を記載.
文献内での探しやすさを考慮し,複数記載されている場合は和名を優先した.

sb20308.jpg
図8.文献内呼称欄の概略


誰得なのか全く分からないけれど,資料内の文献は,家庭でDL可能な論文を約50報と,書店で(頑張れば)自腹入手できる書籍50冊からなっており,それなりの量にはなっていると思う.
もし何かの役に立ちそうだったら,最下段でPDFをダウンロード可能(10MBくらいあるので注意)だが,紙媒体での使用のみを想定して作ったので,PDF版の使い勝手は不明だ.
なお,最近また魚のホネ文献(英文)を30報ほど新たに見つけたので,大阪のホネサミのようなイベントで増補・改定版を配布できたらいいなとなんとなく考えている.



下記内容についてご理解・ご了承いただけた方のみ,個人的にご利用ください
ダウンロード前の注意
・素人が趣味で作成した資料なので,鵜呑み厳禁です
・ウェブ配布の特性を活かし,ファイルを随時更新するつもりなので,二次配布/二次使用しないでください
・誤字チェック等全て個人で行ったため,リストに誤表記が残っている可能性は多分にあります
・このリストを見て書籍の購入をされる場合,自己責任にてお願いいたします
・万一リスト内のパーツが購入文献に載っていなくても,補償できません
・片っぱしから本棚のホネが掲載されている文献をリストアップしたので,“本資料に掲載=ホネ資料として使いやすい”とは限りません


↓↓魚のホネ資料横断検索のダウンロード↓↓

posted by osakana at 21:05| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/432721615

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。