2005年09月12日

魚話その28 弘法大師もサバを読む?その1

●サバあれこれ


最近変な(?)魚ばかりを紹介してきたので、たまには一般的な魚でも。
と、いうわけで社会復帰(?)第一弾はサバ。
学名はScomber japonicusというのだが、scomberがラテン語で『サバ』を意味するので、『日本のサバ』ということになる。
ラテン語が使われていた時代に、すでにサバはサバとして認識されていたということなんだろう。

ちなみに『さば』の語源はいろいろある。
醍醐天皇の時代、918年に本草和名という書物で初めて『サバ』という言葉が出てくるようで、この時の当て字は『佐波』であった。
他にも、歯が小さい魚ということで『小歯→狭歯=サバ』、群れを成すことから『多=サハ(と読むらしい)』、周防国(今の山口県の方)佐婆(=サバ)郡の名産であった、斑点・模様にちなんだ呼び名の『斑葉魚(イサバノウオ)』の『イ』が消えたといった説があったりする…う〜ん。
諸説混交のサバの語源だが、貝原益軒の『日本釈名』には『サバは小歯ナリ』と書かれているようで、どうも『サバ=小歯』説が支持されているようだ。

さて、サバにまつわる伝承もなかなか多い。
殊に、鯖大師こと弘法大師にまつわるハナシは津々浦々で語り継がれている。

おおっと、資料が見つからぬ。
というわけで、サバの伝承はまた次回。


今日の魚
マサバ(Scomber japonicus)
saba.jpg


参考文献
鯖ペプタイドの医学 大衆魚から薬用魚への変身 活性ペプタイド食のすすめ (久保道徳 弥栄紙業) 5次


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posted by osakana at 02:40| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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