2007年11月25日

昔教授になりたかったシーラカンス 3日目の2 〜撮影→電池→不調〜

続き。
今回はいわゆる『魚』達の写真でも。
前回撮影したアミアなど空気呼吸をする魚の展示の後は突然エスカレーターで4階まで上がる。
どうやら1階→4階→3階→2階と見せる方式らしい。
うむ。

で、水族館4階は日光を利用した明るい空間となっており、日本の(福島の)淡水魚と『潮目の海』がメインで、脇に中型の海水魚水槽がある。


071125アクアマリンふくしま4.jpg
淡水魚エリア



中流魚の混泳水槽(動画)


で、上記にもある『潮目の海』水槽。
福島沖合いには親潮(日本海流)と黒潮(対馬海流)がぶつかる境界(潮目)が存在し、よい漁場となっている。
それをうまいこと再現しようと考えたのがこの水槽なのだろう。
大型の水槽を水面スレスレまでで仕切り、片方に黒潮に相当する温かい海水を、もう一方に冷たい海水を入れ、それぞれの海域に住む魚を飼育しているのである。

圧巻は2万匹のイワシの群れとシイラ。
撮影するためにここだけで1時間近く立ち止まってしまった。


071125イワシ3.jpg
イワシの大群


071125シイラ.jpg
シイラ


ふとシイラを水族館で見るのは初めてだということに気付く。
なので、もう一枚アップの写真でも。


071125シイラ3.jpg
シイラ


淡水魚エリアと『潮目の海』の間にある海水魚水槽も透明度と照度が高く、撮影にはもってこいのコンディション。
おかげで『魚話その110』でホウボウとヒメジがそれぞれ味覚器官を動かしている様子を公開することができた。


071125ホウボウ.jpg
綺麗なホウボウの胸鰭


071125シロギス.jpg
シロギス


やっぱり日光と栄養(フンともいう)があればコケは生えやすくなるのだろう、係りの人が水槽掃除。


071125アクアマリンふくしま5.jpg
水槽掃除


いきなりまとめ的な書き方をしてしまうが、僕にとっては4階にほぼ全ての魅力が集約していたといっても過言ではない。
もちろん他にも面白い展示はあったのだけれど、広い空間で日光を浴びながらというのが良かったのかもしれない。

で、ここでトラブル発生。
調子に乗って撮影しすぎて電池が切れたのである。
普段なら予備の専用バッテリーを持参しているのだが、今回は岩手に行った時の荷物を片付けておらず、忘れてきてしまったのだ。
仕方ないので、たまに復活する電力をだましだまし使いながら、本当に撮影したいものだけを撮影することに。
ゆえにここから急に手持ち(=未公開)写真の枚数が減るのである。

さて3階以下。
まずは特別企画で、沖縄の食事の写真展。
掲載作品を撮影するのはアレなので撮影はしていない。
が、会場入口にあったシーサーにこんな注意書きが。


071125シーサー.jpg


こういうセンス好き。


次に霧で演出した熱帯地方の魚の展示。


071125アクアマリンふくしま6.jpg
熱帯地方の展示エリア


2階は『潮目の海』を横から見ることができる。


071125アクアマリンふくしま7.jpg
潮目


潮目はトンネルになっているのだが、傾斜しているためトンネル内側から水中が見づらい。


071125イワシ4.jpg
下から覗くイワシの群れの方がずっと面白い


忘れていたけれど、シーラカンス調査隊の展示エリアもあった。
有名な映像がエンドレスで流れており、その撮影に使ったROVという遠隔操作型カメラが展示されていた。
12月になればインドネシアのシーラカンスの標本が展示されることになるのだろう。


071125シーラカンス展示.jpg
シーラカンス調査の展示


僕はいわき明星大学ですでに撮影したのだが、まあ今回はなしという方向で。
あとは福島の歴史的な展示や水産業の説明があったり。
水産博物館も兼ねているように見える。
広い観点から紹介するという目論見なのだろう。


で、個人的に肩透かしを食らったのがサンマの展示。
サンマは非常に飼育が難しいとされており、試行錯誤を経て何とか公開にこぎつけたというアクアマリンふくしまのエピソードは有名な話である。



サンマ(動画)


不穏な光や影に驚いて怪我をするというのが大きな原因のようで、水槽と観客の明暗を利用したマジックミラー効果で解決したとエピソードで紹介されていたが、ちょっと吻(口先)を怪我しているサンマが多すぎるような気がする。
撮影したい観客の人々がフラッシュを使ってしまうのが原因なのではと思ってしまう。
やはり暗い=フラッシュという図式はなかなか拭い去ることはできない。
いろんな魚を水槽越しに撮ってみれば分かると思うが、カメラにくっついているフラッシュは使わない方が見やすい写真を撮れることが多い。
異常に光ってしまうのだ。
電池のない僕は『数打ちゃ当たる』方式で撮ることをあきらめ、動画を撮ることに。
雰囲気が伝わればそれでいいのだ。


071125メヒカリ.jpg
メヒカリ


最後に撮影した魚はメヒカリ。
いわき市の市魚で、標準和名はマルアオメエソ。
あまり動かないおかげで写真撮影がしやすく、電池切れ寸前の僕にはありがたかった。


で、バックヤードツアー(写真なし)なりビオトープなりちょろっと釣りするなり(不発)して今回の福島行きは終了したのだった。


071125アクアマリンふくしま8.jpg
ビオトープ


071125アクアマリンふくしま9.jpg
目の前の港で釣り


『二日目がもうちょっと充実していれば、もっと良かったのに…』とほろ酔い気分で考えつつ、日曜の夜、鈍行でいわきから東京まで戻るのであった。


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posted by osakana at 06:22| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
年末はお疲れ様でした。
福島行ってきてたんですね!
この水族館、色々な番組で取り上げられてましたね。
個人的には中流魚の混泳水槽が熱いです☆
アブラハヤ、オイカワ、ウグイは簡単に確認できるのですけど、ニゴイっぽいのや、サケマス系のやつもいるように見えるのですが、どんなのがいたんですか??
Posted by ザワ at 2008年01月15日 18:24
ええとねぇ
アブラハヤ、オイカワ、ウグイの他はねぇ…
アユ(3秒のとこ)、ニゴイ(12秒くらいのとこ)がいたねぇ。
というか今動画を再生して確認しただけだけど。
あとカワムツがいたようないなかったような(記憶にありまへん)。
Posted by osakana at 2008年01月16日 01:29
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